2006年02月15日
ホタル 映画鑑賞
今年4月の新卒入社の人たちの研修の一環として、「知覧」行きがある。知覧はご存知のように神風特別攻撃隊が飛び立った悲劇の場所。私は、年に4-5回海外に行く。海外に行くと自分のアイデンティティーは何なのかと問いたださざるを得ない。自分はどこから来てどこに行くのか。自分は何を大切にしてるのか、日本人とは何なのか、そのことが自分の精神遍歴や構造にどのような影響を与えているのか。アイデンティティーと向き合うときそれを否定することから始まり、同化することでひとつの結論を見るような気がする。アイデンティティーについて書き出すときりがないが、自分は誰のどんな犠牲の上に、生を受けたのか等、こうしたことも考えてしまう。第二次世界大戦という現実は、今の子供たちにとっては明治維新と同じくらい単に歴史としての教科書の中の遠い存在なのかもしれない。私の子供のころは、親戚の人たちが集まって宴会をやると、必ず、戦争の思い出話をしたり、親父が余興に軍歌を歌ったりするのを見て、体が戦争というものを身近に感じた。
社会人として仕事をする前に、人間として大事なことを学んでもらいたいと、今年の新卒研修の中に知覧行きを加えたが、行くには条件があり、1.靖国神社にお参りし、資料館も見てくること 2.司馬遼太郎の『坂の上の雲』を全巻読むことの二つが条件である。それと本日の「ホタル」ビデオ研修であるが、会社人間である前に、人間味のある素晴らしい(立派でなくてもいいが)心を持ってもらいたいと思っている。ちなみに、2つの条件をクリアすれば、今、在職している社員もつれてゆくことにしたので、それはそれでちょっとした楽しい「知覧行き」になりそうです。
投稿者 : 広瀬 元義 [広瀬元義の社長日記]









